韓国と北朝鮮の軍事境界線付近で3日朝に北朝鮮軍が複数の銃弾を発砲し、応戦した韓国軍と一時、銃撃戦になりました。今のところ、けが人は確認されていません。
韓国軍の発表によりますと、午前7時40分ごろ、江原(カンウォン)道の南北境界線付近で韓国軍の監視所に北朝鮮側から複数の銃弾が撃ち込まれました。これに対して韓国軍は警告放送の後、北朝鮮側に2度、射撃を行いました。銃撃戦は間もなく終わり、韓国側にけが人はいないということです。今回の銃撃は軍事境界線付近での敵対行為を中止するとした南北軍事合意に違反する行為で、現在、韓国軍は北朝鮮側の意図を確認中だとしています。軍事境界線で北朝鮮軍が発砲したのは2017年11月に板門店(パンムンジョム)で兵士が脱北した時以来です。
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