8日も東京では100人以上の感染者が出ました。緊急事態宣言が出た翌日に100人の感染者の報告を都は、どう受け止めたのでしょうか。東京都庁クラブから報告です。
(前田万里奈記者報告)
新しい情報によりますと、8日に都内で新たに144人の感染が確認されたということです。これは一日あたりで確認された人数として最も多い人数になっています。そして、この人数について、ある都の幹部は「100人超えの感染が続いていた先週に比べて、この2日間は80人の感染だったのでこのまま減ってくれるかと思ったが」と暗いトーンで話していました。
現在も都と国で休業の要請をする施設などについて話し合いが続いています。そのなかでも調整はついておらず、ほぼ平行線のまま溝は埋まっていないということです。今後のスケジュールとしては8日中になんとか調整を付け、9日に決定、10日に発表し、11日から実施ということになっています。都としては特措法にかかわらず、居酒屋や美容院、パチンコ店などの幅広い施設を対象にして一気に感染を食い止める狙いだとみられます。一方で結論は出さなくてはならず、一部の施設については修正を掛け、休業自粛要請の対象からは外れる見通しだということです。取材をした都の幹部に都の厳しい休業自粛要請の基準はベストだと考えているかと聞いたところ、「そう考えている。国との調整を引き続き頑張るしかない」と話していました。
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