台風10号による西鉄バスの運転見合わせ → 福岡県民の絶望感

今日(2020年9月4日)、九州地方に近づいてくる台風10号・海神(ハイシェン)の情報が知りたいなと思いワイドショーを見ていたらちょうどその台風10号の特集が組まれていました。
TV局のある関東・関西の人たちはいつもは九州を通過するだけの台風などはニュースにもしないのですが、今回の台風の取り扱いは全然違うようです。

「最大級に警戒しろ。」「これはひどい被害が出る。」と番組で言っていましたが、しかし、私は小さいころから台風被害というものを見てきているので、”やばい台風なんだな”と思いながらも、でも心のもう一方では、”まあ自分の住んでいるところはちょっと停電がおきるくらいだろう”くらいに考えていました。
大小の差はあると思いますが、九州に住んでいる人は台風には慣れている、という思いがあるのではないでしょうか。

しかし、ネットの情報で西鉄の路線バスが早々に運行見合わせを決定したニュースを見たとき「終わったな・・・」と思ってしまいました。
どんなにニュースや情報番組で「この台風はあぶない!」と言われるよりも、「西鉄バスが動かない」この一言のほうが福岡県民にとって台風10号がいかにすごいのかをわからせる言葉になっていると思います。

福岡県の人以外は、西鉄バス、特に一般路線バスのすごさというものを言われてもピンとこないと思いますが、西鉄バスはどんなに強い台風もしくは水害が起きてもめったに止まることはありません。
台風・豪雨災害が起きたらだいたいの場合、交通機関はふつうストップすると思うのですが、福岡県民の認識では、「西鉄バスが動かなくなるときは世界が終わるときだ。」くらいの認識です。

#鉄男福岡#台風10号#西鉄バス

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事