事件の現場に残された証拠を採取する「鑑識」は犯罪の捜査でとても重要な作業です。その技術を競う大会が9月10日、静岡市でありました。
現場鑑識競技会は警察官の鑑識技術を高める目的で毎年行われていて、10日は県内すべての警察署からあわせて28チームが参加しました。今回はアポ電に端を発した強盗傷害事件が起きた想定で、現場に残されたナイフや新聞紙、携帯灰皿などから血痕や指紋、足跡、DNAなど犯人に結びつく証拠をいかに採取できるか競いました。鑑識作業は客観的な証拠を見落とさず正確に採取できるかが重要で、観察眼や集中力が求められます。現場に自分の体毛などを落とさないよう作業服は長袖で警察官たちは暑い中、汗をかきながら真剣に取り組んでいました。
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