天皇陛下、一般参賀でお言葉「平和と発展」願われる

天皇陛下のご即位を祝う一般参賀が4日、皇居で行われた。1日に即位した陛下が、公式行事で国民の前にお出ましになる初めての機会。午前10時からの1回目の参賀で、陛下は皇后さま、秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方とともに宮殿「長和殿」のベランダに立ち、マイクを通じ「このたび、剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀、および、即位後朝見の儀を終えて、今日、このように皆さんからお祝いいただくことをうれしく思い、深く感謝いたします。ここに皆さんの健康と幸せを祈るとともに、わが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展を遂げることを心から願っております」とお言葉を述べられた。

 参賀は午前10時から1時間おきに行い、最後の6回目は午後3時から。希望者は午後2時半までの間に、皇居・正門(二重橋)から宮殿前の東庭に入る。入門の際には手荷物検査も実施するため、宮内庁は時間に余裕を持った行動を呼びかけている。

 宮内庁によると、午前9時10分時点で4万9300人の参賀者が集まったため、午前9時30分予定だった開門を20分早めて対応した。

 参賀に上皇ご夫妻は参加されない。

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