「豚コレラ」ワクチンの摂取開始

豚コレラの感染が広がるのを防ごうと11月3日から県内すべての養豚場などを対象にワクチンの接種が始まりました。
 県は3日から県内の養豚場など134の施設、約9万5000頭を対象にワクチンの接種を始めました。このうち中部家畜保健衛生所は、静岡市と牧之原市にある2つの養豚場であわせて3000頭ほどに豚コレラの予防注射を行いました。県内では10月18日以降、藤枝市内で死んだ野生のイノシシから豚コレラの感染が確認されていて、11月2日は5例目となる感染が明らかになりました。
(中部家畜保健衛生所・柴田正志所長)「一番の課題は(豚コレラの)豚での発生を防げても、国内にイノシシがウイルスを拡散しているという現状がある。少しでも油断があると豚コレラの発生があり得るので、イノシシ対策とあわせて取り組んでいくことになる。」
 県は豚の飼育施設へのワクチンの初回接種を11月18日までに行いたいとしています。

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