MM21地区の大規模商業施設「MARK IS みなとみらい(マークイズみなとみらい)」内覧会/神奈川新聞

横浜・みなとみらい21(MM21)地区で21日開業予定の「MARK IS(マークイズ)みなとみらい」の竣工式典と内覧会が6月18日、行われた。三菱地所が開発した同地区最大規模の商業施設で物販、飲食など計189店舗で構成。3世代ファミリーを主なターゲットとし、商圏は平日半径5~10キロ、休日20キロと設定した。同社は、東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転により同地区の来街者増が見込める中、さらなるエリア活性化を目指す考えだ。
 場所は横浜美術館の向かいにあり、みなとみらい線みなとみらい駅直結。地下4階、地上6階建てで店舗面積は約4万3千平方メートル。運営・管理は三菱地所リテールマネジメントが行う。
 店舗の内訳は物販136、飲食38、サービス15。核テナントは、セガと英国BBCワールドワイドリミテッドが連携した「自然」をテーマにした体験型施設(8月19日オープン)。そのほか食料品、ファッション、趣味・生活雑貨、レストラン・フードコートなどのフロアを配置、日常的に利用できる店のほか、県内初出店や新業態など話題性の高い店も数多くそろえた。
 調理実演などのできる東京ガスのショールームや、屋上には県産のかんきつ類「湘南ゴールド」などを育てる果樹園、菜園も設置。今後、種まきや収穫体験イベントなども計画する。
 3世代ファミリーを軸にカップルなどACの取り込みも狙う。商圏は、平日が横浜市西、中、神奈川区など半径5~10キロ。休日は同市港北区や藤沢市、鎌倉市なども含む同20キロとした。年間売り上げ目標は250億円。三菱地所としては、MM21地区で手掛ける商業施設「ランドマークプラザ」との補完・連携を図るという。
 内覧会で、マークイズみなとみらいの当摩進館長は「施設名には町とともに成長し、人々に愛されるランドマークでありたいとの思いを込めた。新たな憩いの拠点となる商業施設を目指す」と意気込みを語った。
 内覧会に先立って開催された竣工式典には三菱地所グループをはじめ、横浜の経済関係者ら約200人が出席した。

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