17日、電車で痴漢行為を疑われて逃走し、さらに捕まえに来た男性に大けがをさせた男。
13年前の映像には、全く別の姿が映っていた。
男は、大臣の背後で周囲に厳しい目を光らせる要人警護を担当する警視庁のSPだった。
被害者男性の妻のツイッター「夫が駅構内で突き飛ばされ、階段から転落。駆けつけた時は最悪の事態と言われました」
夫の身に起きた“まさかの事態”について妻がつづったツイート。
今回の事件で逮捕されたのは、警視庁の元SP・品田真男容疑者(52)。
17日午前7時ごろ、出勤中の電車内で痴漢行為を疑われ、駅員の制止を振り切ってホームから逃走した。
その逃走中に、新たな事件が発生。
取り押さえようとした男性が階段から転落し、意識不明の重体に。
その男性の妻が、苦しい胸の内を明らかにした。
被害者男性の妻のツイッター「世の中いいことをしても報われないですね。涙が止まりません」
17日午前7時ごろ、電車内で痴漢行為を疑われ、都営新宿線神保町駅のホームから逃走した元警視庁SPで、現在会社員の品田真男容疑者、52歳。
逃げる品田容疑者を取り押さえようとした20代の男性と、駅の階段でもみ合いになった。
その結果、男性は階段から2メートル下に転落し、頭の骨を折るなど意識不明の重体となっている。
品田容疑者は、20代男性を残し、なおも逃げたが、周りにいた男性らに取り押さえられ、傷害の現行犯で逮捕された。
品田容疑者は以前にも…。
2007年7月 高市早苗内閣府特命担当相(当時)「約4カ月余り、私の警護をしていただいておりました」
警視庁のSPだった品田容疑者。
2007年に高市早苗大臣のSPを務めていた当時、痴漢行為で逮捕されていた。
電車内で女子大生の下半身を触り、JR新小岩駅で現行犯逮捕されている。
実はこの時も、痴漢行為を目撃した男性を突き飛ばしてけがをさせ、追送検された。
今回、同様の事件でまたしても逮捕された品田容疑者。
調べに対し、「痴漢はしていない。(男性に)つかまれたので振りほどいただけ」と話している。
一方、地下鉄車内で痴漢行為に遭ったとされる10代の女性は、一時行方がわからなくなっていたが、18日、警視庁に名乗り出た。
現在、くわしい話を聴いている。
被害男性の妻は18日午後、ツイッターを更新した。
被害者男性の妻のツイッター「意識も戻り会話もできてほっとしています。本当に良かったです」
(2020/02/18)
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