健康不安が指摘される安倍総理大臣が追加の検査などを行うため再び病院を訪れました。そして、「ポスト安倍」の有力候補として注目が集まる石破元幹事長が取材に応じました。
2週連続で慶応大学病院を訪れた安倍総理。持病の潰瘍(かいよう)性大腸炎を抱えながら職務にあたっていることから健康状態が不安視されています。
安倍総理大臣:「きょうは先週の検査の結果を詳しくお伺いをし、そして、また追加的な検査を行いました」
ある政府高官はこう話しています。
政府高官:「持病の薬が効いていないんだってね。だから病院で薬のバランスを調整したと」
潰瘍性大腸炎とは、大腸に炎症が起きて下痢、腹痛、下血などの症状が出る難病と指定された病気で、2007年の第1次安倍政権の時は、この持病が悪化してわずか1年で退陣していました。
安倍総理大臣:「私自身、かつて潰瘍性大腸炎で何回か入院したこともあります。幸い5年前に画期的な新薬が日本で認可されました」
新型コロナウイルスの対応などで147日間連続で勤務する間も薬を飲みながら体調管理に務めていたとみられています。
麻生副総理兼財務大臣:「147日間休まず連続で働いたら、普通だったら(体調は)おかしくなるんじゃないの?」
疲れがたまっているのか、それとも持病が悪化しているのか。
安倍総理大臣:「体調管理に万全を期してこれからも・・・これからまた仕事に頑張りたいと思います」「(Q.検査の内容や検査結果を伺うことはできますでしょうか?)きょうは再検査を行ったところでございまして、また、そうしたことについてはお話をさせて頂きたいと思います」
くしくも今月24日に第2次政権発足後の連続在職日数が佐藤栄作元総理を抜いて歴代最長となった安倍総理。アベノミクスと呼ばれた経済政策への期待などから当初70%近くあった支持率は、森友・加計問題や公文書改ざん問題、桜を見る会や河井前大臣夫妻の逮捕などで最近は30%台にとどまっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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