熱中症対策の水分補給、「水分だけ」より効率的な方法は?

総務省消防庁によると、熱中症搬送者は、今週は、先週の約2倍となる12804人が熱中症で搬送されました。

私たちの体には、たくさんの水分が含まれています。生命を維持するためには、この水分を一定に保つことが必要です。暑さによる発汗などで水分がある一定量よりも減少すると、脱水症状となり熱中症や熱射病へと繋がる恐れがあります。

汗をかいた肌をなめると塩辛い味がすることからわかるように、汗には塩分(ナトリウム)が含まれています。大量に汗をかいてナトリウムが失われたとき、水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まり、これ以上ナトリウム濃度を下げないために水を飲もうとする気持ちがなくなります。同時に余分な水分を尿として体の外に排出。この状態になると汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、運動能力が低下し、体温が上昇して、熱中症の原因となります。

熱中症にならないために、水分補給の仕方を今一度見直してみましょう。

のどに渇きを感じたときには、すでに体内の水分は減り始めています。そのため「こまめな水分補給」が大事です。塩分(ナトリウム)と糖分を含んだ水分補給が効率的です。また、特に子供は体から出ていく水分量が多く自分自身で気づきにくいため、まわりの大人からの水分補給を促しましょう。

体調管理をしっかり行って、暑さを乗り切りましょう!

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