女子高校生に対する強制性交等致傷などの罪に問われている男の裁判が横浜地裁で行われ、検察側が懲役10年を求刑したのに対し、男は「短すぎると思う」と述べました。
野嵜彰太朗被告(28)は去年4月、神奈川県茅ケ崎市の路上で当時17歳の女子高校生に性的暴行を加えようとしてけがをさせた罪と女子高校生2人に対する強制わいせつ致傷の罪に問われています。
18日の公判で検察側は自転車に乗る女子高校生に車で背後から急接近したり、首を絞め続けたりした行為の危険性などから懲役10年を求刑しました。
一方、弁護側は被害者のけがの程度などから悪質までとは言えないとして懲役7年を主張しました。
これに対し、野嵜被告は最終陳述で「10年という求刑は短すぎると思います。重い罪を要求されていいはずです」と述べました。
判決は24日に言い渡される予定です。
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