4月15日午前11時半前、和歌山市内で岸田文雄総理が街頭演説する直前に、筒状のようなものが投げ込まれ爆発し、近くにいた男が逮捕されました。警察によりますと、逮捕された男は兵庫県川西市居住の木村隆二容疑者(24)だということです。
事件を受けて和歌山県の岸本周平知事は「とにかく民主主義で一番大事な選挙期間中に安倍元総理の事件もあったが大変な暴挙が行われたことについては怒りを感じる」などと話しました。
(和歌山県 岸本周平知事)
「とにかく民主主義で一番大事な選挙期間中に安倍元総理の事件もあったが、今回和歌山で大変な暴挙が行われたことについては怒りを感じると同時にこのような暴力には絶対に屈してはいけない。逮捕された男には怒りを隠しきれない。岸田総理をはじめ、地域住民などお怪我をされた方がおらず、本当に胸をなでおろしている。地元の住民の方が逮捕に協力したことには感謝申し上げます」
15日午前11時半前、岸田総理が和歌山市の雑賀崎漁港に衆議院和歌山1区の補欠選挙の応援のために訪れ、街頭演説を始める直前に筒状のようなものが投げ込まれました。
投げ込んだ男は現場にいた捜査員らに確保され、午前11時32分ごろ、威力業務妨害の疑いで兵庫県川西市に住む職業不詳の木村隆二容疑者(24)が現行犯逮捕されました。
岸田総理はSPに警護され、すぐに現場から離れケガなどはなかったということです。
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