【ガーシー氏】「除名」決定 72年ぶり3人目

参議院は15日の本会議で、政治家女子48党のガーシー参議院議員の除名処分を決定しました。国会議員が除名になるのは、72年ぶり、3人目です。本会議場から天野裕貴記者が中継。

ガーシー議員は当選から8か月、国会には一歩も足跡を残さず混乱の歴史だけを残し議員の資格を失いました。

尾辻参院議長(午前10時40分ごろ 参院本会議)
「国会法第122条第4項の規定により、ガーシー君を除名する」

ガーシー前議員は去年7月の初当選以来、ドバイに滞在を続け、去年の臨時国会に続き、今の国会も欠席し続けました。この間、参議院は出席するよう求めましたが、ガーシー前議員は応じず、「議場での陳謝」も拒否したことから、処分としては最も重い「除名」となりました。

国会議員が除名となるのは、72年ぶり、3人目です。

除名までおよそ8か月を要したことに、懲罰委員会の鈴木委員長は「民主主義の選挙で選ばれた国会議員の立場、選んだ方々の思いを勘案して慎重に対応した」と説明しています。この間、2000万円あまりの歳費が支払われることにも批判が出ていました。

参議院選挙でガーシー氏は28万8000票を得ました。ガーシー氏の名札は本会議散会後、すぐに取り除かれました。投票した多くの人が寄せた「国会を変えてほしい」という期待に具体的な行動では何も応えられないまま、議員資格を失いました。
(2023年3月15日放送「ストレイトニュース」より)

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