フィリピンで“ルフィ”の裁判始まる 指示役4人 来週中にも送還

全国で相次ぐ強盗事件で、指示役とみられ、フィリピンで収容されている渡辺優樹容疑者の現地での刑事裁判が、2日午前中からマニラで開かれている。

河村忠徳記者が中継でお伝えする。

渡辺容疑者の担当弁護士は、日本時間の午前9時半ごろに裁判所にやってきた。

現場には、日本メディアだけでなく、海外メディアも多く取材に来ていて、注目度の高さがうかがえる。

渡辺容疑者ら4人のうち3人は、フィリピン国内での告訴を受けた刑事訴訟で裁判中で、すぐには送還できない状態となっている。

渡辺容疑者は、女性や子どもへの暴力で告訴されていて、2日午前の裁判に向けて、弁護人が裁判所に入ったが、新型コロナ対策のため、本人は出廷せず、収容所とのリモートで行われている。

渡辺容疑者の弁護人「(虚偽の告訴か?)私個人としては、そうではないと思う。彼らにとって不公平な話」

フィリピン当局は、裁判は、虚偽の告訴によるものとしていて、取り下げを申し立てる方針。

一方で、日本の警察当局は、渡辺容疑者ら4人について来週中にも、4人まとめて身柄を引き渡すよう、フィリピン側と調整している。

4人同時に送還する場合は、警視庁は、今後10人から20人程度の捜査員を現地に派遣する見通し。

FNNプライムオンライン
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