割れた殺生石 慰霊祭で平和を祈願 那須

3月上旬、「九尾の狐」伝説で知られる那須町湯本の「殺生石」が真っ二つに割れたことを受け、地元の観光協会が26日、慰霊祭を行いました。

こちらの割れてしまった殺生石は3月上旬に観光客が発見。

写真がSNSにアップされると、「九尾の狐が復活」などと瞬く間に話題となりました。

26日は、その殺生石になったとされる「九尾の狐」の慰霊祭が行われ関係者や観光客らおよそ150人が参加。

神事のあと、那須高原に古くから伝わる九尾太鼓の演奏が奉納されました。

また、中国ではその昔、九尾の狐が良いことの前ぶれを伝える神獣とみられていたことから、コロナ収束と世界平和を願う平和祈願祭も行われました。

那須町の平山町長は「町の観光を支える殺生石が割れたのは残念だがこの出来事が良いことが起こる前ぶれになり国内・世界で話題になってほしい」とコロナ収束後の町の活性化へ期待を寄せていました。

割れた殺生石について、那須町観光協会では5月下旬までに栃木県などと調整して今後の在り方を決める方針です。

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