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東北大学は、除菌効果の高いオゾンを取り扱う広島県の機械メーカーと共同で、新型コロナウイルスを撃退する装置のシステム開発に乗り出しました。28日は東北大学の次世代放射光施設の責任者である村松淳司教授と農学研究科の原田昌彦教授、そして、広島県福山市の機械メーカー「ポエック」の代表者がオンラインで会見を開きました。この機械メーカーはオゾンを使った除菌装置を製品化していて、東北大学の協力を得て、新型コロナウイルスの感染力を無くす装置のシステム開発を進め、3年後をめどに製品化したいとしています。オゾンは、酸素原子が3つ集まった物質で、強力で素早く酸化させる能力を持ちます。ウイルスがオゾンを浴びて酸化するとその形や機能が保てなくなり、感染力が失われるということです。また、共同研究では2023年度の稼働を目指し、工事が進められている次世代放射光施設も活用して、感染力が失われる仕組みを解明し、より効果的な装置を開発したいとしています。
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