北海道・江差町にあるグループホームで、知的障害のあるカップルが結婚などを希望した際、不妊処置への同意を提案し、少なくとも8組16人が応じていたことがわかった。
知的障害のあるカップルに不妊処置を提案していたのは、北海道・江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」。
運営するグループホームで、入居する男女が結婚や同棲(どうせい)を希望した場合、出産後の子育てを支援する体制が整っていないことなどを理由に、不妊処置への同意を提案していた。
19日午前に会見した社会福祉法人によると、不妊処置は20年以上前から行われ、これまでに、少なくとも8組16人が応じ、保護者からも同意を得ていたという。
北海道庁の担当者が19日に施設を訪れ、理事長を含む関係者から聞き取りを行うとしている。
FNNプライムオンライン
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