小学生が“猛烈な雨”を体験 日本一の雨に「息できない」「家に帰れない」 雨の恐ろしさ学ぶ【新潟】 (21/09/10 19:00)

台風の時期を迎えるなか、雨の恐ろしさを身をもって感じてもらおうと、新潟市の小学生たちが過去の豪雨に匹敵する“猛烈な雨”を体験しました。

体験装置を使って猛烈な雨を体験をしていたのは、新潟市の女池小学校の児童たちです。

この体験装置では、1時間あたり30ミリの激しい雨から4段階に分けて、雨の強さを体験することができます。

最後には…

《アナウンス》
「1時間あたり187ミリの日本一の雨を体験してください」

【児童】
「うわ~、やばい!」
「これ、家帰れないよ!」

この1時間に187ミリの雨は1982年に長崎県で発生。河川の氾濫や土砂災害により299人の命が失われました。

この雨の強さを体験してみると…

【長谷川珠子アナウンサー】
「片手で傘を持っていられないくらい。かなり大声を張らないと周りに助けを求めることもできない状況です」

全国で毎年のように大雨による被害が発生するなか、これまで経験したことのない雨の強さを身をもって感じた児童たちは…

【児童】
「強い雨が降ると、息ができないくらいすごかった。近くの家とかに避難して、高いところに行きたい」

台風の時期を迎えるなか、北陸地方整備局は緊急時の行動について家族で話し合い、備えるよう呼びかけています。

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