
エアコンが無くても、どうしたら快適に過ごすことができるのか。住宅の研究をしている札幌市立大学デザイン学部の齊藤雅也教授に、涼しく過ごすポイントを教えてもらいました。
札幌市立大学デザイン学部 斉藤 雅也 教授:「まず最初にやって頂きたいのは、日差しを遮ること。ポイントは、窓ガラスの外側で遮ってあげる。外側にスダレを立てかけたり吊るしたりすると効果的。部屋の室温、空気の温度でいうと、2~3℃は確実に上昇を抑えることができます。夜、札幌はちょっと窓を開けて換気してあげると、夜のうちに冷たさをたくわえることができます。日差しが入って来る前に閉めて、光をさえぎってあげれば、ひんやりした空間を維持できる」
さらに、身近な、あるものを使って部屋の中の温度や湿度を下げることができます。
菅井 貴子 気象予報士:「それは、凍らせたペットボトルです。ペットボトルの周りって水滴がつきますよね。この水滴って、空気中の水分を取り除くような効果になっているんです。そうしますと、部屋の湿度が下がります。あと、扇風機に保冷剤などをつけますと、風が冷風に変わりますので天然のクーラーのような役割をしてくれます」
マスクの着用でいつも以上に厳しい夏となっています。
ちょっとした工夫で快適に過ごしましょう。
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