
こんにちは
鍼灸師の田畑仁也です。
今回の動画は食堂静脈瘤についてお話しします
【概要】
肝硬変や慢性肝炎、あるいは門脈や肝静脈狭窄、閉鎖によって門脈が上昇し、結果的に食堂の粘膜下層の静脈が太くなり最悪のケース破裂するもの
【原因】
腹部の臓器の血液は腹腔内の静脈系の血管である門脈、肝臓、肝静脈、下大静脈を通って心臓に戻ります。
しかし、肝硬変や肝臓癌、慢性肝炎などの病気、あるいは門脈狭窄、閉鎖などで血液が流れにくくなって行き場を無くした血液は肝臓を通らずに別のルートを辿って心臓に戻ろうとします。
その別のルートが食堂静脈になる為に、大量の血液が流れた食堂静脈で太くなり、こぶが出来てしまい食堂静脈瘤になってしまう事が原因です。
【症状】
食堂静脈瘤には症状はなく、目立った事はないですが、突如として吐血をしてしまう事があります。
【検査】
最初に行われるのが、内視鏡検査になります。
超音波検査(エコー)、CT、超音波内視鏡、血液検査なども行うことがあります。
【治療】
出血前や軽度の出血時は
内視鏡で輪ゴムで静脈瘤をしばる方法(EVL)、静脈瘤に硬化剤を注入する(EIS)で止血します。
出血が多い場合には
点滴、輸血、酸素吸入などを行い
状態が悪い場合には、チューブを挿入し風船を膨らませて圧迫止血をします。
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