中国「断固とした強い対抗措置を取る」米下院議長が台湾訪問か?蔡総統とも会談?(2022年8月1日)

アジア歴訪中のアメリカ・ペロシ下院議長。1日は、シンガポールを訪問しました。注目されるのが、その後の立ち寄り先です。
CNN・リプリー上級特派員:「ペロシ議長がマレーシア訪問後に台湾を訪れることが判明した。公式日程にないが、近日中に訪問が実現するとみられ、中国は何らかの対応をとるはずだ」

対中強硬派の代表格でもあるペロシ氏の台湾訪問。実現すれば、現職の下院議長としては、1997年のギングリッチ氏以来、25年ぶりです。複数の台湾メディアは、2日にも台湾入りし、蔡英文総統と会談すると伝えています。

これに中国は、猛反発しています。
中国外務省・趙立堅副報道局長:「中国人民解放軍は座って見ているだけではない。中国は間違いなく断固とした強い対抗措置を取る。それでも彼女が行くというなら、その時を待とうじゃないか」

実際、先週後半から中国軍は台湾周辺など、少なくとも6カ所で実弾演習を繰り返しています。アメリカ政府ナンバー3による訪問計画が、かつてないほど中国を苛立たせているのは、その“微妙なタイミング”のせいです。

中国総局・千々岩森生記者:「中国では、まさに8月上旬のこの時期に、習近平指導部や、引退した長老らが集まり、『北戴河会議』という非公開の重要会議が開かれます。今年は特に、秋に共産党大会を控え、習主席としては、アメリカに押し込まれた姿を見せるわけにはいかない。さらに、これまで国民に愛国心や反米感情をあおり続けてきたので、台湾問題で失点すれば、世論の反発を受けかねない」 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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