【安倍元首相銃撃】山上容疑者、事件直前に犯行示唆する手紙を送ったか 旧統一教会への恨みも…

安倍元首相が銃撃され死亡した事件で、逮捕された男が事件直前に、旧統一教会への恨みや犯行を示唆する内容の手紙を島根県の男性に送ったとみられることが分かりました。

山上徹也容疑者から送られたとみられる手紙には、安倍元首相について「本来の敵ではない」「最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません」とする一方で、「安倍(元首相)の死がもたらす政治的意味、結果、最早それを考える余裕は私にはありません」など犯行を示唆する内容が書かれていたということです。

また、「母の入信から億を超える金銭の浪費、家庭崩壊、破産…この経過と共に私の10代は過ぎ去りました」などと、旧統一教会への恨みなども記載されていました。

手紙を受け取ったのは、旧統一教会を批判するブログを運営する男性で、山上容疑者が事件の前日に訪れた「岡山」から送られた消印があり、警察が関連を調べています。

一方、安倍元首相が銃撃された現場には17日、二之湯国家公安委員長が訪れ、当時の状況などについて担当者から説明を受けました。この事件をめぐっては、警察庁が警備態勢に問題があったことを認めていて、緊急時の対応などについて見直しを行う方針です。
(2022年7月17日放送)

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