泥酔して路上で寝て、気付いた時にはかばんごと… 尼崎全市民の個人情報入りUSB紛失 専用ダイヤル開設

兵庫県尼崎市は、全市民46万人の個人情報が入ったUSBメモリを紛失したと発表し、稲村市長が謝罪しました。

【尼崎市 稲村和美市長】
「市民の皆様にも大変ご心配をおかけしておりますことを、心からおわび申し上げます」

尼崎市では21日、新型コロナの給付金支給業務を委託されていた会社の関係先の社員が、データの移管作業のため、USBメモリをかばんに入れて持ち出していました。

尼崎市によると、社員は作業を終えた後居酒屋で酒を飲んで泥酔し路上で寝てしまい、気付いた時にはかばんを紛失していたということです。

紛失したUSBメモリには、全市民およそ46万人の名前や住所など、住民基本台帳に記載されているデータが入っていました。

また、住民税に関する情報や、生活保護や児童手当を受けている世帯の口座情報なども含まれているということです。

現時点で情報の流出は確認されていませんが、漏えいに不安がある市民のための専用ダイヤルが設けられています。

<尼崎市 情報漏えいに関する専用ダイヤル:050-3133-1403>

カンテレ「報道ランナー」2022年6月23日放送
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