義足のため日本でプロの夢を絶たれた男がフィリピンでプロボクサーを目指す感動の実話『義足のボクサー GENSAN PUNCH』日本版予告(60秒)【2022年5月27日公開】

5月27日(金)沖縄先行、6月3日(金)TOHOシネマズ日比谷にて先行公開 6月10日(金)全国公開

不条理な社会でもがく人々を撮り続けてきたフィリピンの社会派監督ブリランテ・メンドーサ(カンヌ国際映画祭受賞)監督と沖縄出身の俳優・尚玄が挑む感動の実話。

 『キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-』(2009年)で「第62回カンヌ国際映画祭」監督賞を受賞、『ローサは密告された』(16年)など、不条理な社会でもがきながら懸命に生きる人々を撮り続けてきたフィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサ監督の最新作『義足のボクサー GENSAN PUNCH』は、プロボクシングライセンスが取得できない日本からフィリピンへと渡り、プロボクサーを目指した“義足のボクサー”を描く感動作だ。

 「かつてプロボクサーになるため、沖縄からフィリピンに渡った義足のボクサーがいた」

 解禁された予告編は、フィリピンのリングに上がる尚生(尚玄)の姿を追う。ボクサーとして実力があるにもかかわらず、“義足”であることから日本で叶わなかったプロの夢を追いかけて、彼はこの地でリングに立つ。「その足はどうした?」 コーチとなった元世界チャンプのルディ(ロニー・ラザロ)は驚くが、「ライセンスの条件はアマチュア戦で3連勝だ」と声をかけ、激しいトレーニングを開始する。

 だが、尚生の身を案じたルディは、対戦相手に金を渡してしまう。「なぜ金を渡した!」と怒りをあらわにする尚生に、コーチは「怪我なく勝たせたかった」と涙ぐむ。「俺は自分の力で勝ちたかった!」とさらに激しいトレーニングを続けた尚生は、「今度は自力で勝つ」と誓って運命のリングに上がるのだが…。

 カンヌ国際映画祭受賞監督ブリランテ・メンドーサが描く“不条理と希望”、国際派俳優の尚玄の魂を揺さぶる熱演が炸裂、感動ドラマの誕生を予感させる予告編となっている。

 主演だけではなくプロデューサーのひとりとして名を連ねた尚玄は、10キロ以上も減量してストイックなボディを作り上げ、国際的なプロジェクトを実現させた。

監督:ブリランテ・メンドーサ
プロデューサー:山下貴裕、クリスマ・マクラン・ファジャード、尚玄
出演:尚玄、ロニー・ラザロ、ビューティー・ゴンザレス、南果歩  
2021/ビスタ/5.1ch/110分/原題:GENSAN PUNCH ©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会
公式サイト:gisokuboxer.ayapro.ne.jp

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