夫婦関係が修復できないケース 離婚回避の相談事例から

「離婚回避して関係修復できる可能性はありますか?」夫婦カウンセリングの中で一番よく聞く質問です。
どのようなケースが修復できて、どのような場合は修復できないのでしょうか。
ほとんどのケースはどちらにでも転ぶ可能性があるわけです。
ただ、いくつかお話を伺って経験上判断できる場合がありますので、お伝えしていきます。
困難を極めると考えられるケースの一つは音信不通、連絡が取れないケースです。
もう一つは一方的な暴力、DVがあり、シェルターなどに避難している場合です。
言葉の暴力が深刻で、直接のやり取りが難しく、連絡が取れないケースもありえます。

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#夫婦関係 #修復 #離婚回避

夫婦関係が修復できないケース 離婚回避の相談事例から

こんにちは。日向陽一です。
今回は、離婚回避の相談で、夫婦関係が修復できないケースのお話しをします。

昨日も、そして今日もこれからお試しのカウンセリングをさせて頂く予定ですが、夫婦関係の修復についての相談を受けておりますが、修復できるケースと修復できないケースがあります。

ほとんどの場合は、どちらに転ぶかわかりません。
人間の心は変わりやすいので、努力をすることで回復できるケースもあります。

私自身、相談を受けてきて、これは難しいと最初からわかるケースがいくつかあるので、それはどういうケースなのかをお話ししたいと思います。
神様は奇跡を起こされるので、間違いなくという言い方は難しいですが、経験上非常に難しいと思うケースをお話しします。

一つは、連絡がとれないケースです。
それは、失踪というか、どこにいるかわからなくなってしまい、連絡が取れないケースです。

もう一つは、いわゆるDV、暴力があった場合です。
一方的な暴力です。
多くの場合は夫から妻が肉体的な暴力を受けるケースで、妻が逃げた場合です。

もう一つは、夫から、妻から両方のケースがありますが、言葉の暴力です。
ひどく批判的、攻撃的なことを言われて、直接話し合うことが難しくなっているケースです。

整理しますと、
一つ目は連絡がとれないケース。
二つ目はいわゆる繰り返しの暴力があって、妻が逃げてしまい、弁護士や、調停経由でないと話ができないケース。
もう一つが男女どちらにもありますが、言葉の暴力によって傷ついて直接連絡が取れなくなっているケースです。
直接話せないこと自体が非常に難しい状況であることを表しています。

物理学の法則の話になりますが、例えば金属はある程度の力が加わっても戻ることができます。
ウィキペディアから引用しましたが、金属を両側に引っ張ると、ここまでは元に戻ります。
こちらが伸び幅で、縦軸が力です。
ある一定の力までは、力を加えても元に戻ります。
ですが、ある一定のポイント、降伏点と言いますが、ここを超えると元に戻らなくなります。

それは、夫婦の関係にも当てはまります。
どんなに努力しても、何を言っても、もう絶対に戻りたくないと相手が思ってしまうポイントがあります。
それを自分で判断することは難しいので、ご相談の中で確認していきますが、先ほども申し上げた通り、奇跡は起こるので絶対にとは言えません。
人間に絶対はありません。

しかし、私の経験上では、失踪して連絡が取れない、直接関わることができない状態になってしまった夫婦は、元に戻ることは非常に難しいです。
降伏点を過ぎてしまっています。

その場合は、正直にお試しカウンセリングの中で、状況をお伺いして、「これは現実的には不可能だと思います。」と申し上げます。
夢も希望もないことですが、それは相手をそこまで傷つけてしまったということです。

借金に例えてお話しをします。
すごく親しい友人がいて、「すぐ返すから1万円を貸して欲しい。」と言ってきて、貸したとします。
それを返していない状態で、「もう1万円貸して欲しい。」と言われたら、もう貸せないですよね。

もう少し想像を膨らませて欲しいのですが、それだけダメージは大きいということです。
「何を言っても、あなたにはもう貸せません。返してくれなかったので。」
いくらまでなら許容できるか、は人によると思いますが、それが何度か続くと、この人は返さない人と思われ、信用が失われます。
一度失った信用は取り戻すことができません。

少しでも可能性があれば、そこに希望を見出して当たっていけばよいと思いますが、現実的に難しいケースであれば、それは正直に申し上げるようにしております。
何故なら、「可能性があるから、最後まで頑張りましょう。」と言ってもそう思えないので、正直に申し上げております。

これはどうなのか、というのは詳しく聞かないとわからないので、事前に情報を頂いて、難しいと思っても、お話しを聞いてみると可能性がある場合もあります。
その意味で、私にではなくても、第三者に相談をして、冷静な意見を聞くことで、それは難しいと自分自身で受け止めるためにも必要になってくると思います。

本当はもっと希望を持てることを申し上げられればよいですが、現実を見ることも大切なことだと思います。

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