11年前の高校生刺殺事件 逮捕の男は事件数カ月前神戸に転居か

11年前に兵庫県神戸市北区で起きた男子高校生殺害事件で、逮捕された男は、事件の数カ月前に現場近くに引っ越してきていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。

殺人の疑いで逮捕された、愛知県に住むパート従業員の男(28)は、当時17歳だった2010年10月、神戸市北区の路上で高校2年の堤将太さん(当時16)を刃物で刺し殺害した疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと、男は当時、兵庫県外の高校を退学し、事件の数カ月前に現場近くに引っ越してきていたということです。
堤さんや、一緒にいた女子中学生は男と面識はなかったとみられています。

これまでの調べに男は容疑を認めているほか、堤さんの衣服から採取されたDNA型が、男のものと一致したことが分かっていて、警察は詳しい動機などについて調べています。

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