11年前、神戸市北区で起きた高校生殺害事件で、逮捕された男が、逮捕前、「人を殺したことがある」などと周囲に話していたことが分かりました。
殺人の疑いで8月4日に逮捕された愛知県に住むパート従業員の男(28)は、当時17歳だった2010年10月、神戸市北区の路上で高校2年の堤将太さん(当時16)を刃物で刺し殺害した疑いが持たれています。
その後の捜査関係者への取材で、男は逮捕前、友人に「人を殺したことがある」という趣旨の話をしていたことが新たに分かりました。
これまでの調べに男は容疑を認めていて、事件の数カ月前、県外から現場近くに引っ越してきていたということです。
堤さんや、当時一緒にいた女子中学生は男と面識がなかったとみられ、警察は詳しい動機の解明を進めています。
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