「遺体は車で運んだ」雑木林に死体遺棄…逮捕の高校教師 野球部の副部長務める 遺棄した女性と知り合いか (22/06/02 18:39)

北海道帯広市の雑木林に女性の遺体を遺棄したとして6月2日、高校教師の男が逮捕されました。一体、2人の間に何があったのでしょうか?

 長岡 伶奈 記者:「現場は住宅も少なく、人通りはまばらです。こちらの道路から20mほど先で遺体が発見されました。警察が現在も捜査しています」

 事件が起きたのは、JR帯広駅から直線距離で約5km離れた森林公園「帯広の森」の雑木林です。

 5月30日、女性の遺体を遺棄したとして6月2日未明、帯広農業高校の教師、片桐朱璃(かたぎり・しゅり) 容疑者(35)が死体遺棄の疑いで逮捕されました。

 帯広の森 駐車場などの管理事務所:「たまたまその(事件当日)は会議があったから午後7時までいた。いつもと変化はなかった。子どもたちがいつも遊び場にしていたところなので、驚いている」

 近所の人:「え、ここで?…いやだね」

 Q:やぶの中に入ったら見えない?

 近所の人:「そうだね。野菜や野草などとる人が入っていくから」

 近所の人:「まさかこんなところで、という感じ。特に夜だったら、まず人はこんなところに来ない」

 警察によりますと、女性の夫が「妻が帰って来ない」などと警察に相談し、5月31日に「行方不明者届」を提出。

 そして、女性の夫への聞き取りなどから片桐容疑者が浮上し、任意で事情を聞いたところ…

 「穴を掘って遺体を埋めた」

 警察官に、こう明かしたといいます。

 その後、片桐容疑者を立ち合わせ、雑木林を捜索したところ、供述通り土の中から横たわった状態の成人とみられる女性の遺体が発見されました。

 片桐容疑者は調べに…

 「(先月29日以降)女性と会った」

 「遺体は車で運んだ」

 こう供述し、容疑を認めているということです。

 片桐容疑者はこの春、現在の高校に赴任したばかりで、野球部の副部長を務めていました。

 片桐容疑者を知る人:「礼儀正しい方、しっかりした方なのかなと思って。奥さま、ご主人、お子さんの3人で(引っ越しのあいさつに)来た」

 警察などによりますと、片桐容疑者と女性は以前からの知り合いで、警察は殺人の疑いも視野に捜査を進める方針です。

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