
こんにちは、テイガクの前川です。
本日は太陽光パネルの取り外しの現場に来ています。
このように今、職人さんが、パネルの架台の下にあるプレートを取り外しています。
ご覧いただいているのがプレートです。
このプレートの上にボルトがあって、その上に太陽光パネルを押さえる
架台が取り付けられています。
太陽光発電と屋根の関係で、しばしば問題になっているのが、この太陽光パネルを取り付けるためのプレートの設置方法です。
ご覧のように、コロニアル(スレート)の屋根の上に、直接ビスを打って、このプレートを取り付けています。
その穴もかなりの量でして、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10、11箇所
ビスを直接屋根に貫通させて取り付けています。
このプレートの数も一般的には30枚使われますので、太陽光パネルを取り付けるためだけに、
このビスを無理やり屋根に貫通させている形になります。
この取り付け方は、私たち屋根工事会社にとっては、まったく認められない仕上げ方です。
理由は簡単で、雨漏りが起きやすくさせてしまうからです。
このビスは、この上に見られるとおりシーリング材、コーキング材ともよびますが、
接着剤でぺたーと塗って、止水性を保たせている形になります。
当然これも半永久的に耐久性が続くものではないので、このシーリングが切れてしまうと、ここから当然雨漏りが生じます。
このようにコロニアル(スレート)の屋根に、繰り返しますが、直接穴をつくってしまうということは、まったく良いことではありません。
実際にプレートを外してみると、無数の穴があります。
この穴が数百箇所できることになります。
太陽光パネルの問題はこれだけではなくて、このプレートと架台と太陽光パネル、これら結構重いです。
アルミ製のものを使っているパネルのメーカーのものもありますが、
この鉄の架台ですね、一番小さいものですが、片手で私が持っておりますが、結構重いです。
したがいまして、屋根の耐震性の問題についても、太陽光パネルを取り付けるということは、
あまり積極的にお勧めしないことでもあります。
今回は軽い屋根材、金属の屋根に葺き替えて、あらためて太陽光パネルを取り付け直す工事になりますが、屋根の耐震性の点でも建物の重心が偏るスレート屋根の住宅に、太陽光パネルをのせることはおすすめできないことを重ねてお伝えいたします。
以上、テイガクの前川が太陽光パネルの取り付けの問題について、解説いたしました。
ご視聴ありがとうございます。
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