新型コロナウイルスの影響で内定を取り消されたり、職を失った人に救いの手です。
慣れないデスクワークをしているのは三浦紗織さん、33歳です。神奈川県庁で今月から非常勤職員として情報公開広聴課に配属され、県民からの意見や提案などを知事や担当課に届けるなどの仕事を行っています。実は彼女、イベント関連の仕事をしていましたが新型コロナの影響で仕事を失い、再就職先を探していました。しかし、企業の採用活動もなくなって途方に暮れていたといいます。
神奈川県では新型コロナの影響で企業から内定を取り消されたり、職を失った人などを対象に非常勤職員64人を採用。情報公開広聴課では新型コロナの流行前、数件だった問い合わせが4月以降一日100件を超える日もあるほど大忙し。非常勤職員の任期は原則来年3月まで。次に向けた就職活動も続けることができるということです。神奈川県は、今後も60人規模で追加募集を行う予定です。
そんななか衝撃の試算が。民間の企業信用調査会社「帝国データバンク」による倒産シミュレーションの最新のまとめです。企業の売り上げが半減する状況が続き、政府の財政金融支援が見込めない場合、11カ月後には60万社を超える企業が倒産危機に陥るというのです。
また、学生の内定取り消しも相次いでいて支援の動きも始まっています。就職支援などを行う企業では「内定取り消し119番」という相談窓口を設置しました。一人ひとりの就職希望や状況に合わせた就職支援を行うといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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