山梨県道志村で見つかった人の頭の骨について、警察は、ミトコンドリアDNA鑑定の結果、小倉美咲さんの母親と血縁関係があるとして、矛盾はないという結果が出たと発表しました。美咲さんと特定はできないとしています。
警察は「発見された頭骨が美咲さんのものと特定する結果ではない。今後、総合的に判断していく」としています。現場近くでは3年前にキャンプ場に来ていた小倉美咲さん（当時7）が行方不明になっています。
警察は先月23日に道志村の山中で見つかった人の頭の骨の一部について、ミトコンドリアDNAの鑑定を進めていました。
この鑑定は細胞内にあるミトコンドリアのDNAを調べるもので、母親との血縁関係は確認できても、他の人のDNAである可能性が排除できないため、頭の骨が美咲さんであると特定することはできないということです。
DNAから個人を特定するには、STR型検査法という細胞内にある核のDNAを調べる方法が有効ですが、山梨県警はこの方法で頭の骨を検査した結果、身元を特定できるだけのDNAが検出できなかったとすでに明らかにしています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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