木下元都議 期末手当115万円の全額寄付を表明

 東京都議会議員を辞職した木下富美子元都議が、12月に支給される予定の期末手当=およそ115万円を全額寄付すると明らかにしました。一方、この期末手当の差し止めを求める監査請求がされたことも明らかになりました。

 木下元都議は2021年7月の都議選期間中に無免許運転をした罪で在宅起訴され、11月22日に議員を辞職しました。木下元都議は11月30日に自らのホームページを更新し、支給が予定されている期末手当や11月分の議員報酬を全額寄付することを明らかにしました。都議会事務局によりますと期末手当は115万5882円で、12月10日に支払われる予定だということです。

 一方、都議会の地域政党「自由を守る会」が木下元都議に対し、議員報酬の返還と期末手当の差し止めを求める監査請求を行ったことを明らかにしました。7月から10月までの4カ月分の議員報酬=327万400円の返還と、期末手当=115万5882円の支給の差し止めを求めています。自由を守る会は「これらは全て都民の血税から支払われるもので、独断で寄付したからといって免罪されるものではない」とコメントしています。

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