男性コーチが部員に暴行した疑いで書類送検されるなどした秀岳館高校。
学校側は5日、問題発覚後初となる記者会見を行った。
報道陣に深々と一礼する、熊本県にある秀岳館高校サッカー部の段原一詞監督。
秀岳館高校サッカー部・段原一詞監督「サッカー部スタッフの暴力行為。そして、その後の私の不適切な言動・対応を、深く心よりおわび申し上げます。申し訳ありませんでした」
騒動の発端となったのは、4月20日に投稿されたコーチによる部員暴行動画だった。
段原監督は、投稿した部員を「加害者」と呼んだうえ、「被害者は俺」などと発言。
さらに事態をエスカレートさせたのは、部の公式アカウントに、3年生部員が騒動について謝罪する動画がアップされたことだった。
問題の謝罪動画について、学校側は当初、「部員が主体的にやった」と説明。
しかし、4日の保護者説明会で、「監督と一緒に撮影したと。(監督が)確認をして動画をアップしたことまで確認が取れています」と訂正した。
段原監督が部員に対し、顔を出して名乗るようになどと指示したという。
当初は、自身が撮影・投稿に関わっていたことを伏せていたことについては、次のように釈明した。
秀岳館高校サッカー部・段原一詞監督「(部員の意見を)尊重してきたことが全てで、隠したわけではありません。でも、結果こうなったこと、おわび申し上げます。申し訳ございませんでした。(隠そうとしたつもりはないと?)…」
また、5日の会見で学校側は、発端となったコーチによる暴力行為のきっかけについて、次のように説明した。
秀岳館高校・白井勇教頭「生徒がコーチに発言するような内容の言葉ではない言葉を言ったということで、ご理解していただければと思うんですけど」
男性コーチについて、学校側は「刑事処分の結果をふまえて学校での処分を決めたい」と説明している。
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