米、核使用を示唆のロシア発言を「無責任」と批判(2022年4月28日)

 アメリカ国防総省はロシア政府から核兵器の使用の可能性を示唆する発言が相次いでいることについて、「無責任だ」と強く批判しました。

 米国防総省・カービー報道官:「無責任な発言だ。きょうも含めて日々、ロシアの動向はモニターしている。アメリカの核抑止力はしっかり機能している」

 カービー報道官は27日、ロシア側の発言を批判する一方、ロシアの核戦力に異常な動きは見られないと述べました。

 西側によるウクライナへの武器支援に反発を強めるなか、ロシアのラブロフ外相が「核戦争に発展する可能性は現実的だ」と発言したことに続き、プーチン大統領も、必要に迫られれば、「他国が持たない手段を用いる」と、核の使用を示唆しています。

 また、カービー報道官は「プーチン大統領が交渉に応じる兆しは見られず、この紛争は長期化するだろう」と指摘しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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