FRBパウエル議長 相場急落前の金融取引が明らかに(2021年10月19日)

アメリカでは今、FRB高官による金融商品の取引が問題視されていますが、去年10月には、パウエル議長も株式相場の急落前に取引をしていたとアメリカのメディアが伝えています。政治専門誌「アメリカン・プロスペクト」の報道によりますと、パウエル議長は去年の10月1日、アメリカの株式市場全体との連動を図るインデックス投信を最大500万ドル売却しました。ちょうど新型コロナの追加経済対策を巡る与野党の協議が難航していた時期で、パウエル議長は取引を行った10月1日に、当時のムニューシン財務長官と4回接触したとプロスペクト誌は伝えています。その5日後に、当時のトランプ大統領が協議の延期を指示し、相場は急落したということです。

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