東京・渋谷区にある新型コロナウイルスのワクチン接種会場に侵入したとして男女4人が逮捕された事件で、警視庁公安部は新たにワクチン反対を掲げる団体の自称・リーダーの男を逮捕しました。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、ワクチン反対を掲げる団体「神真都Q」の自称・リーダーの岡本一兵衛こと倉岡宏行容疑者(43)です。
倉岡容疑者は、7日午前9時半ごろから1時間以上にわたって、渋谷区の小児用ワクチンの接種会場になっているクリニックに侵入した疑いが持たれています。
警視庁公安部によりますと、倉岡容疑者は子どもがいたクリニックの中で「コロナワクチンの接種行為は犯罪行為だ」などと主張していたということです。
この侵入事件を巡っては、男女4人が同じ容疑で現行犯逮捕されていて、その後の捜査で倉岡容疑者も侵入していたことが分かったということです。
公安部は、認否を明らかにしていません。
神真都Qは、東京などで反ワクチンデモなどを繰り返していて、公安部は事件に関与した疑いがあるとして、9日に港区内の事務所を家宅捜索し、資料など10点ほどを押収していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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