ロシアが日本海でミサイル 日本政府の反応は?(2022年4月14日)

 ロシア軍による日本海でのミサイル発射を受けて日本政府の反応です。官邸から報告です。

 (山本志門記者報告)
 北朝鮮への警戒を強めるなかでのロシアによる挑発行動に対し、政府内からは「冷静に受け止める」向きと「脅威だ」とする声が交錯しています。

 松野官房長官:「ご指摘の報道は承知をしていますが、我が方の情報収集能力を明らかにする恐れもあることから、詳細についてお答えすることは、差し控えさせて頂きたいと思います」

 松野長官はそのうえで、「日本周辺でロシア軍の活動が活発化している」と指摘し、「情報収集・警戒監視に努めていく」と強調しました。

 政府関係者は今回のミサイルについて「ロシア沿岸部での発射だ」と分析していて、日本への直接の脅威については冷静に受け止めています。

 ただ、ある自衛隊関係者は今回、潜水艦からの発射だったことについて、「兆候がつかみにくく、飛距離にかかわらず極めて脅威だ」とも話しています。

 日本としては、中国や北朝鮮に加え、ロシアも含めた3正面での警戒強化が現実のものとなってきています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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