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太平洋戦争末期、硫黄島(東京都小笠原村)では日本兵約2万2千人が戦死し、道内出身者約700人も犠牲になった。札幌出身の大須賀応(おおすかことお)少将(享年51歳)はその1人で、今も遺骨は発見されていない。三男の直(ただし)さん(87)=茨城県在住=は亡父が戦地から送った手紙14通を大切に保管している。戦後75年の節目に、家族への思いをつづった手紙を読み直しながら、戦争と平和に思いをはせている。(2020/08/13)
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