2年ぶりの静岡まつり 様々な感染対策しつつ開幕

新型コロナの影響で2020年は中止となった「静岡まつり」が2年ぶりに開幕しました。静岡の春の一大イベントを安心して楽しんでもらおうと、2021年は様々な感染対策を徹底しています。

 2年ぶりに開幕した「静岡まつり」。静岡市葵区の駿府城公園では、見頃を迎えた桜の中、多くの人が久しぶりのまつりの雰囲気を楽しんでいました。一方、市内では新型コロナの感染者が増えていて、不安の声も聞かれました。
<来場者>「屋台とかで色々食べたりしたいなと思ってきました。自分や周りがコロナだったら、うつったりうつされたりすると大変なので、そこがちょっと怖い」「入口が制限されて、検温してから入場したりとか、結構対策はされているなという印象はあります。接触が多いのは心配なんですけど。ちゃんと手を拭いて飲食したりとか自分なりに注意しようかなとは思っています」
<桝永元気記者>「会場の駿府城公園に入るためにはこちらのゲートを通らないといけません。こちらでは自動的に検温と除菌される仕組みになっています」
 まつりの期間中、検温と消毒をしなければ駿府城公園の中に入ることができません。楽しみの一つでもある屋台では店ごとに消毒液を置き、ビニールシートで仕切るなど感染対策を入念に行なっています。多くの人が通る場所には次亜塩素酸水を噴霧していて、この消毒作業には高校生などのボランティアが活躍しています。
<ボランティアの高校生>「コロナがあるとみんなお祭りに来づらくなってしまう。自分たちが少しでも感染を抑えるためにも、このおまつりでこういうことができていいと思っています」
 静岡まつりの一番の見どころは大御所花見行列です。例年は大名や家臣などに扮した参加者が中心街を練り歩きますが、2021年は中止となりました。かわりに公園内のステージで大御所役の俳優、加藤諒さんなどによるトークショーが行われる予定です。客席はとなりの客との距離を保てるよう数を減らしています。
<静岡まつり実行委員会 久保田隆委員長>「ぜひ節度を持って、一緒にこの静岡まつりを作っていただければと思いますので、よろしくお願いします」
 静岡まつりは4月4日まで3日間開催されます。
#オレンジ6 4月2日放送

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