“ワクチン後遺症”テーマに医師が講演会開く 名古屋・河村たかし市長も出席 (22/03/25 17:28)

きのう、名古屋国際会議場で開かれた講演会。テーマは新型コロナワクチン接種後長期に続く体調不良、いわゆる“ワクチン後遺症”です。

 (長尾クリニック院長 長尾和宏医師)
 「MRIや採血・心電図など 全部“異常なし”というのが最大の特徴」

 会では、後遺症の現状を記録したドキュメンタリーも上映。会場にはおよそ800人が訪れました。

(長尾クリニック院長 長尾和宏医師)
 「(症状として多いのが)まず頭痛です。それから、めまいも多いです」。

 この会を主催した長尾和宏医師は、兵庫県で内科や認知症外来などのクリニックを開いていて、ワクチン後遺症についても診察を受け付けています。
 この日も患者が訪れていました。
 
 (女性患者・40代)
 「改善したと思ったんですけど…しんどいんですよ。胸のムカムカがひどくなって」

 関西地方に住む40代の女性。女性は去年8月、2回目のワクチン接種から2週間後に体調不良に…。

 (女性患者・40代)
 「ものすごく波があるのであの…誰か1人付いていないと、ちょっと生活できない…子どもが小さいので…」
 「鉄板で押さえつけられるような胸の痛みで起きまして、救急車を呼びました」
 
 何度も救急車で運ばれましたが、病院の検査でも、原因は全くわかっていません。

 (女性患者・40代)
 「食欲は一切ない。お腹がすいたという感覚が全くなくなりまして…それが恐ろしい」。

 一方、こちらは50代女性。ワクチン接種の翌日に体調不良に…。
 
 (女性患者・50代)
 「全身に激痛が走りまして、とにかく痛い」

 全身の激痛は数日後に消えたものの、その後は全身の倦怠感、震え、歩行困難、体の冷え、下痢などが続いていて働けない状態が続いています。

 (女性患者・50代)
 「1日働くのはとてもじゃないですけれど、まだできそうにないですし、1日外に出たら2日は家で休憩して、体力を温存しないと動けないですね」

 きのう行われた講演会にはこの人の姿も…

 25日から、ワクチンの副反応に関する相談窓口を開設した、名古屋市の河村たかし市長。

 改めて「ワクチン後遺症」と向き合う考えを示しました。
 
 (名古屋・河村たかし市長)
 「ワクチンが歴史上人類の命を守ってきたことは事実だと思う。だけど課題もあるのなら正直に言おうじゃないかと」

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