6年前に撮影された、日本海で天然ガス田を調査している様子をとらえた映像。
日本の天然ガス開発をめぐって、17日、新たな動きがあった。
石油・天然ガス開発の国内最大手、INPEXが、3月から日本海で天然ガスの試掘調査を始めると発表した。
場所は、島根・浜田市の沖合およそ130km。
採算がとれる量を確保できる見通しが立てば、10年後の2032年ごろから生産が開始される予定。
しかし、天然ガスは二酸化炭素を排出するエネルギー。
「脱炭素社会」とは逆行するようにも見えるが、専門家に聞いてみた。
日本エネルギー経済研究所・橋本裕氏「二酸化炭素が出るといっても、ほかの化石燃料に比べれば少ないということでクリーン。移行期のエネルギーというんですが、当面、天然ガスには役割はある」
化石燃料の大半を輸入に頼っている日本にとっては、経済安全保障のうえでも大きな意味があるという今回のガス田開発。
また、天然ガスからは次世代エネルギーとして期待されている水素を取り出すことも可能で、脱炭素社会の実現に向けて、追い風となる。
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