ハリド・シェイク・モハメド

ハリド・シェイク・モハメド, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1919539 / CC BY SA 3.0

#イスラム主義活動家
#アルカーイダの人物
#アメリカ同時多発テロ事件の人物
#カタールのテロリスト
#パキスタンのテロリスト
#1960年代生
#存命人物
ハリド・シェイク・モハメド(英:Khalid Sheikh Mohammed、アラビア語: خالد شيخ محمد‎ ḫālid šaiḫ muḥammad)は、ウサーマ・ビン・ラーディンのアルカーイダの幹部。
1999年からは対外宣伝を担当するが、甥のラムジ・ユセフとともにアルカーイダの爆弾テロ(世界貿易センター爆破事件、バリ島爆弾テロ事件、ボジンカ計画など)に関与した。
2003年3月、潜伏中のパキスタンのラーワルピンディーで、アメリカ合衆国の諜報機関に支援されたパキスタン統合情報局(ISI)によって逮捕された。
2006年、グァンタナモ米軍基地に移送、収監された。
2001年のアメリカ同時多発テロ事件の起案者とされ、2007年、これらの容疑を認めた。
2008年、マイケル・ヘイデン中央情報局長官は、モハメドに対し、ウォーターボーディングによる水責め尋問を行ったことを認めた。
2012年にグァンタナモ米軍基地の軍事法廷で他4名と共に裁判が開始されることが全米各紙で報道され、死刑を求刑する予定とも報じられていたが、最終的に2019年8月30日に、死刑を求刑する裁判は2021年1月11日に開廷されると決定した。
パキスタンのバローチスターン州出身の両親の元でクウェートで生まれた。
生年は1964年とされるが異説がある。
16歳でムスリム同胞団に参加、直後にパキスタンに移った。
3歳年少の甥のラムジ・ユセフ(世界貿易センター爆破事件の主犯)も同じような境遇である。
その後、勉学のためにアメリカに渡る。
アメリカでの幾つかの屈辱的な経験がテロリストへと向わせたとされる。
ノースカロライナ州の大学で機械工学の学位を取得するとアフガニスタンに移った。
アフガニスタンでは、兄弟たちとソビエト連邦のアフガニスタン侵攻にムジャーヒディーンとして戦った。
そこで当時アフマド・シャー・マスードに近かったアブドゥル・ラスル・サイヤフと知り合う。
1987年には発展途上国の支援をするアメリカの団体の資金援助を受けて、静岡県の建設機械メーカーで研修を受けるため3ヶ月間日本に滞在している。
アフガニスタンでのソ連との戦いの後は1992年まで電子機器の会社で働き、その後、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争にムスリム義勇兵として参加、その後、カタールの政府機関でエンジニアとして働いた。
その後、世界貿易センター爆破事件やボジンカ計画を立案。
1994年からカタールの合板の輸出業者としてフィリピンに渡った。
またサラエボにも赴きボスニア・ヘルツェゴビナの市民権を得ている。
CIAの捕捉を恐れてパキスタンに戻り、ボジンカ計画の発覚後はカタールに移動、イエメン、マレーシア、ブラジルなどを工作活動で回り、スーダンでビン・ラーディンと会っていることが確認されている。
アメリカ合衆国連邦政府からカタール政府に逮捕を要請されると、アフガニスタンに逃亡した。
スーダンを追放されたビン・ラーディンもアフガニスタンに移り、ビン・ラーディンの指導下に入っていった。
チェチェン共和国に入ろうとするが果たせず、カンダハールに戻りアルカーイダの幹部に迎え入れられた。
対外宣伝を担当し、特にジェマ・イスラミアと密な関係を築いた。
その後、ボジンカ計画のアメリカ国内版とも言えるアメリカ国内の東西の地区で航空機を同時に爆破する計画をアルカーイダに提案、ビン・ラーディンは当初は関心を示さなかったが、1998年末にロサンゼルスなどを対象から除外した上で最終的に計画を承認した。
1999年の春から、ビン・ラーディンやアルカイダの軍事部門の指導者のムハンマド・アーティフが計画を練っていった。
ビン・ラーディンは資金を提供し、作戦の実行責任者としてモハメド・アタを選出すると、モハメドは技術的な細部を担当した。
イスラエルのアリエル・シャロンが岩のドームを訪問、インティファーダが起こっていたことから、ビン・ラーディンは2000年中に同時多発テロをアメリカで起こすように急かされたという。
^ AFP (2008年2月6日). “CIA長官、アルカイダ容疑者への「水責め」認める”. フランス通信社. http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2346882/2603472 201...

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