2004年のロシアと1976年のソ連が交差、妄想と迷宮の不穏な世界観を彩る/映画『インフル病みのペトロフ家』予告編

ロシアの⻤才、キリル・セレブレン二コフ監督(『LETO -レト-』)がポスト・ソヴィエト時代を描く、迷宮のような最新作『インフル病みのペトロフ家』。刺激的な魅力に満ちた予告編が解禁!

監督は、ロシア演劇界の⻤才として知られ、カンヌをはじめとする数々の映画祭で多数の賞を受賞するなど、すでに映画監督としても世界から注目を浴びている『LETO-レト-』(2018)のキリル・セレブレンニコフ監督。驚くべき⻑回しショット、めくるめく場面転換、ロシア社会へのブラックな風刺、型破りな芸術的感性、刺激的なアクション。強烈なインパクトに溢れている。

このたび解禁された予告編には、そんな本作の刺激的な魅力が凝縮している。

MANGA(漫画)を描くのが好きな主人公ペトロフがインフルエンザで咳き込む様子から始まり、やがてそれは息子へ感染し、妄想の世界へ。男たちの銃殺シーン、図書館での衝撃的アクション、2004年のロシアと1976年のソヴィエト、“雪むすめ”の格好をした謎めいた女性、妻ペトロワの叫び…不穏な世界観を彩るのは、ダークな歌詞と複雑なライムが特徴的なロシアの人気ラッパー・Huskyの楽曲「Revenge」とヴィヴァルディの「四季〜冬」。

「驚異的だ!」(New York Magazine)、「幻覚的⻑回しはソクーロフ、ブラックユーモアはタランティーノだ!」(Le Journal du Dimanche)のコメントからも、物語の説明より「わからないけど面白そう!」という疾走感がたまらない予告編だ。

まるでコロナ禍の世界を予言したような、現代ロシアの迷宮を疾走し、映画の迷宮を疾走する『インフル病みのペトロフ家』、映画ファン必見の傑作に期待したい。
『インフル病みのペトロフ家』は2022年4月23日公開

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