ロシアによる軍事侵攻が激しさを増す中、停戦に向けた交渉の行方はどうなるのか。
ロシア・モスクワ支局から関根弘貴支局長が中継でお伝えする。
2回目の直接交渉から一夜明け、ロシアとウクライナの場外戦が熱くなっている。
ウクライナ大統領府のアレストビッチ顧問は、「ロシアが『非ナチス化』と言わなくなった」と述べ、ロシア側が交渉の中で要求を減らしていると明らかにした。
アレストビッチ氏は「ロシアはウクライナがNATO(北大西洋条約機構)加盟を断念することにさえ積極的ではない」などと発言し、ウクライナメディアは「ロシアが軍事的な手段で政治的な目標は達成できないと理解した証しだ」と報じている。
一方、ロシア側は、ペスコフ大統領報道官が「そんなことはない」と明確に否定。
あくまで武装解除など4つの条件を譲らない構え。
さらに「交渉は公開の対象ではない」と、非公開の内容を口にしたウクライナ側に不快感を示した。
3回目の交渉は週末にも行われるとの情報があるが、このまま場外戦が続けば、交渉前に決裂する可能性もある。
FNNプライムオンライン
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