ロシア軍は、迎撃が困難とされる「極超音速ミサイル」を使って、ウクライナ西部にある軍の施設を破壊したと発表した。
ウクライナでは、ロシア軍による攻撃でがれきとかした建物から、各地で救助活動が続けられている。
イギリス国防省は、作戦通りに進んでいないロシア軍が、人の命などを無視する消耗戦に移行し始めたと分析していて、市民の犠牲がさらに増えることが懸念されている。
こうした中、ロシア軍は、音速をはるかに超える速さで飛行し、迎撃が困難とされる「極超音速ミサイル」を使い、地下の弾薬庫を破壊したと発表した。
実戦で使われたのは初めてで、軍事力を誇示する狙いもあるとみられる。
一方、首都・キエフでは、道にバリケードを置くなど、いつ始まるかわからないロシア軍の侵攻に備えている。
ある女性は、空襲警報が鳴るたびにマンションの地下に避難しているという。
キエフ在住の女性「マンションの住民が持ち込んできたものです。食べ物やヤカン、それからニュースなどを常に見られるようにテレビもあります」、「怖いことですが、シェルターに入るとき、また外に出られるかわからないので、必ず身分証は身につけています。家にいる間も常に携帯しています」
女性は、ロシア軍の攻撃で生き埋めになって出られなくなるのではと、不安な日々を過ごしている。
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