フランソワ・アシル・バゼーヌ

フランソワ・アシル・バゼーヌ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1688454 / CC BY SA 3.0

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フランソワ・アシル・バゼーヌ(François Achille Bazaine, 1811年2月13日 – 1888年9月23日)は、フランス第二帝政期の軍人。
勇猛且つ沈着な指揮官としてナポレオン3世の信任厚く、二等兵から元帥へと異例の昇進を果たしたが、普仏戦争では約17万の兵と共に不名誉な降伏をなし、共和国政府から戦犯として処断された。
彼の父ピエール・ドミニク・バゼーヌ将軍はフランス第一帝政下でエコール・ポリテクニークの地理工学者でありロシア帝国内の情報機関の司令官であった。
フランソワ・アシル・バゼーヌは1811年2月13日にヴェルサイユで生まれている。
彼の兄ピエール・ドミニク(父親と同名)もまたエンジニアであった。
フランソワ・アシル・バゼーヌはバーダーの学校で学び、ついでサン=ルイ (オー=ラン県)の専門学校に通っている。
1830年にエコール・ポリテクニークの入試に失敗したバゼーヌは、翌年の1831年3月28日に第37戦列歩兵大隊の二等兵として登録された。
早くもその年の7月8日には伍長に昇進、続けて分隊の指揮官試験に合格している。
翌1832年1月13日には軍曹クラスの指揮官に昇進した。
この年、バゼーヌはフランス外人部隊に転属し11月4日には曹長に昇進、翌1833年11月2日には肩章を許された。
1835年にはマクタの戦いで負傷するも、この時の戦功により少尉に昇進しレジオンドヌール勲章シュヴァリエを拝綬している。
彼と彼の所属する外人部隊師団がルイ・フィリップ国王よりスペインのマリア・クリスティーナ・デ・ボルボン王妃へ援助のため師団ごと譲り渡されると、バゼーヌは直ちにスペイン外人部隊の大尉待遇として扱われ、スペイン軍のコンラッド大佐の幕僚として選抜歩兵の部隊を指揮しカルリスタ戦争を戦った。
この部隊において、バゼーヌはポンツ、ラーミナル、フエスカ、バルバストロの各所を転戦。
特にバルバストロの戦いにおいては脚部に銃創を負いつつ、戦死したコンラッド将軍の遺体を敵の手から取り戻すなどの働きをしている。
こののち、彼はフランス軍スペイン派遣外人部隊の総指揮官であるカリエ・デ・セニル大佐の下に転属している。
1838年、バゼーヌはフランスに戻り外人部隊第4軽装歩兵師団に中尉として転属した。
1839年10月20日、アルジェリアにおいて再度同師団の大尉に昇進し、 1840年には第8徒歩猟兵連隊へ移動した。
この時期、彼はミラナ(フランス)に駐留し、主にカビリー(アルジェリア)やモロッコなどへ派遣されるなどした。
1844年3月10日、連隊指揮官に昇任し、彼はトレムセンの外人部隊アラブ事務局長として、第58戦列歩兵連隊を指揮した。
1845年11月9日、シディ・カリファでの戦闘の功により、バゼーヌはレジオンドヌール勲章オフィシエを拝綬。
翌1846年3月24日、シディ・アフィスでの戦闘に参加。
12月には第5歩兵連隊を指揮し続けてアラブ方面で戦い続けた。
1848年4月11日に中佐に昇進し、第19軽歩兵連隊長に任命され、8月30日に第5歩兵連隊に戻り、トレムセンの上級司令官に就任した。
1850年6月4日、第55歩兵連隊の大佐およびオランの外人部隊事務局長に任命された。
1851年2月4日第1外人連隊長に就任し、翌月からシディ・ベル・アベスを占領統治した(1854年まで)。
この間、バゼーヌは1852年6月12日にMaria Juaria Gregorio Tormo de la Soledadと結婚している。
クリミア戦争中の1854年10月28日、旅団長に任じられたバゼーヌは、クリミア派遣軍において2つの連隊を率いた。
1855年9月8日の連合軍のセヴァストポリ要塞への最終攻勢に際しては連合軍の最高司令官に推任され少将へと昇格、9月22日には占領したセヴァストポリの軍政司令官に任命されている。
こうしてバゼーヌは44歳にしてフランス軍中現役最年少の将官となった。
10月、セヴァストポリ北部に残るロシア軍にとどめの一撃を加えるため、フランスおよびイギリス混成軍を率いてドニエプル河口のキンブルン半島への奇襲上陸を果たしており、この働きは「現在、ドニエプル河口で作戦行動しているフランス軍を指揮するバゼーヌ将軍は…

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