SMBC日興証券 相場操縦事件 専務が一部不正指示か(2022年3月5日)

 SMBC日興証券幹部らの相場操縦事件で、専務の男の指示で一部の不正取引が行われた疑いがあることが分かりました。

 専務執行役員のトレボー・ヒル容疑者(51)ら4人は2019年以降、5つの銘柄について「相場操縦」と呼ばれる不正な株取引を繰り返した疑いが持たれています。

 その後の関係者への取材で、このうちの少なくとも一部の銘柄についてヒル容疑者の指示で、部下の山田誠容疑者(44)らが不正取引を実行したとみられることが分かりました。

 ヒル容疑者の前職の部下:「(取引の)量が大きくて、数字(売り上げ)が上がるものに貪欲でした。逆に(金額が)小さいビジネスに対しあまりいい評価はしていなかった。『ボーナスをいっぱいもらうために頑張ろうよ』が割と口癖ではありました」

 東京地検特捜部は巨額の手数料を得る目的があったとみて、調べているとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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