プーチン大統領に新たな動き「作戦の目的達成する」【モスクワ報告】

プーチン大統領はさきほど、フランスのマクロン大統領と電話会談し、「どんな事があろうとも軍事作戦の目的を達成する」と強調しました。

プーチン氏は「ウクライナの非軍事化」と「中立化」が目的だと改めて主張しています。そのうえでプーチン氏は停戦交渉をめぐり、「ウクライナによる時間稼ぎの試みはロシアのさらなる要求につながるだけだ」と述べています。ロシア国営の通信社によりますと、ウクライナの代表団がついさきほど、ヘリコプターで交渉場所に到着したということです。

ロシア側は交渉場所について、ベラルーシ西部のブレスト州だと伝えています。

この2回目の交渉をめぐっては、これまで調整が難航していました。ロシア側はすでに昨日現地入りし、「ウクライナ側を待つ」としたのに対し、ウクライナ側からは別の場所での開催を模索する動きが出ていました。ウクライナからすればベラルーシもロシアの勢力圏であり、いわば相手の“ホーム”で交渉を行うことへの懸念があるものとみられます。

プーチン氏が強硬姿勢を崩さない中、停戦交渉の先行きは見通せないままです。
(03日23:19)

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