「疑惑データにアクセス不能」ロシアドーピング問題(19/09/27)

ロシアの国ぐるみのドーピング問題で、WADA(世界反ドーピング機構)からデータの改ざん疑惑を指摘されているロシアの検査機関のトップがANNの取材に応じ、疑惑払拭のための説明が困難だと主張しました。

 ロシア反ドーピング機関・ガヌス事務局長:「世界反ドーピング機構の要求は分かるが、この問題をどう解決すべきか本当に分からない。我々はこのデータベースに接続できないのだ」
 ロシアは国家ぐるみでドーピングを行ったと認定され、ロシア代表チームは去年の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックへ出場できませんでした。今回の疑惑では、来年の東京オリンピックにも出場できなくなる可能性が取り沙汰されています。WADAは23日、モスクワのドーピング検査所が提出したデータに新たに改ざんの疑いがあるとして、ロシア反ドーピング機関などに3週間以内の回答を求めました。しかし、ANNの取材に応じたロシア反ドーピング機関のガヌス事務局長は26日、「閲覧する権限がなく、改ざんされたかどうか確認できない」と主張し、現状ではモスクワのドーピング検査所のデータを調査できないとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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