ウクライナ情勢を巡るアメリカとロシアの外相会談が行われ、ロシアの安全保障上の要求についてアメリカが文書で回答することで一致しました。
アメリカ、ブリンケン国務長官:「我々はロシア側からウクライナに侵攻する意図はないと聞いていた。きょうラブロフ外相も私にそう言った」
アメリカのブリンケン国務長官とロシアのラブロフ外相は1時間半にわたり会談しました。
ロシア側が求めるNATO(北大西洋条約機構)の東方不拡大などについて、アメリカ側は来週中に文書で回答するということです。
ブリンケン国務長官は、終了後の会見で「ロシア軍がウクライナの国境を越えれば同盟国と厳しく対応する」と牽制(けんせい)したうえで、不拡大を確約しない考えを示しました。
両者は再び外相会談を行う考えで一致しましたが、解決に向かうかは不透明です。
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